滝谷合宿
7泊8日間の滝谷合宿から戻りました。
今回はご近所のガイドさんとの合宿。
その人と初めて会ったのは、地球の裏側ペルーのワラス。1999年のことでした。
あれから10年。こうやってロープを組む機会を得ました。
入山後、3日間は吹雪。
2日目は北穂高山頂で視界が悪すぎて敗退。3日目は午前中だけ動けたけど、寒さと雪が強烈になってきて敗退。4日目は朝からご静養日和。
動けない日々が続きましたが、後半3日間はすばらしい天気の中のクライミング。
終始ビレイジャケットが手放せない寒さでしたが、充実したクライミングとなりました。
入山3日目。半日だけましな天気との予報で登りに行くも、途中で敗退・・・
ドーム西壁最終ピッチ
入山5日目にして初めての晴天
C沢右股。滝谷は標高が高いから樹木がなく、本当に日本離れした景色だ
6日目
第三尾根(6日目)
涸沢をバックに・・・
今朝の日の出(8日目)
山にいた時間は長かったのですが、前半は天候に恵まれず、結果としては3本しか登れませんでした。でも自分としては内容があるクライミングができたと思ってます。特に7日目に登った第一尾根は、下部にオリジナルラインを含めた内容で、今シーズンの成果が出たと感じました。
同時にここを1939年!に冬期初登した松濤明パーティーの偉大さを感じることができました。
留守の間ご迷惑をおかけしました。