冬の甲斐駒ケ岳・黒戸尾根
12月12日〜14日は甲斐駒ケ岳、黒戸尾根に行きました。
初日は雪が全くない登山口を出発して、しばらくは落ち葉のラッセルです。
標高差がある登りなので、あせらずゆっくりが基本。
刃渡りを過ぎたあたりから冬らしい雰囲気となり、5合目から上は完全に冬。
そして山の雰囲気もここでガラリと変わります。
このような昔の信仰の面影が一気に増し、山の雰囲気そのものが変わったことを実感できると思います。
初日は七丈小屋で宿泊。いつもながら「日本で一番気合が入っている」小屋番が暖かく迎えてくれました。
13日も天候に恵まれ、雲ひとつない青空の下小屋を出発。
はるか伊豆半島から北アルプスの本当に北の方までハッキリと見えるほどの晴天。
何度も登っていますが、なかなかここまでの景色を見たことがありませんでした。
あまりにも気持ちが良かったので、のんびり登って頂上でも30分ほど景色を楽しみました。
個人的にはこの日は知り合いに多く会えたので楽しかったです♪
13日も再び七丈小屋泊。
14日は当初雨の予報でしたが、結局天気予報が変わっていい天気に。
思えば3日間とも素晴らしい天候に恵まれました。
甲斐駒ケ岳はやっぱり黒戸尾根から登ってもらいたいと思ってます!
標高差2000m以上の尾根は登りごたえ満点で、山の大きさを嫌というほど感じることができます。
また尾根だけでなく、黄蓮谷や七丈瀑のアイスクライミングも楽しめます。
充実感満点の冬の甲斐駒。
プライベートなトレーニングでもよく登りますが、皆様にも一度は登ってもらい山です。