東大谷中尾根(文蔵尾根)

東大谷中尾根。別名文蔵尾根。
昭和25年4月、日本医科大学山岳部を先導したのが佐伯文蔵。その名を関した尾根に行ってきました。
噂に違わぬボロボロの岩、細い雪稜。
最高に楽しませていただいたと同時に、文蔵さんの偉大さを感じた登山でもありました。

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東大谷左股より文蔵尾根。
ほぼ末端から取り付きました。尾根に上がるまでは急なルンゼの雪をうまくつなげる感じです。

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下部は藪こぎ〜やさしい雪尾根。快適です。幕営場所はたくさんあります。

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だんだん細くなる雪稜。ビバークポイントは本当に限られるので、そのあたりのマネジメントも考えなければなりません。

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上部が核心。しっかりロッククライミングでした。

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見た目はいいけど、実はかなりボロボロの岩。

条件は悪くなかったのか、馬場島から12時間ほどで獅子頭に抜けることができました。

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翌朝は、だれもいない山頂を満喫。
このあとは三ノ窓〜小窓と経由して、西仙人谷を下降。
時間的には1泊2日という非常に短い登山ではありましたが、内容はかなり濃い登山でした。

心の底から楽しかった!
こんなに楽しいガイドを実現させていただき、そしてタフな行動を楽しんでいただいたお客様に感謝です。


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