ヒマラヤキャンプ2016出発です

9月25日より、ヒマラヤキャンプ2016のヒマラヤ登山がスタートします。

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↑今年の山はこれ。ロールワリンカン(6664m)

昨年末の募集、1月の選考登山を経て集まった今回の6名。
その後毎月の国内合宿を行い、いよいよヒマラヤに向けて出発となります。
これまでの時間は、本当にあっという間でした。
しかし、できる準備はしたつもりです。
あとは存分に山と向き合って、良い登山をしてきたいと思います。

登山期間中の情報発信は、全てヒマラヤキャンプFacebookページにて行います。
今年もヒマラヤのベースキャンプから毎日発信ができると思いますので、ぜひご期待ください。
https://www.facebook.com/himalayacamp.jp/

ページへの「いいね!」、シェア、よろしくお願いします!
※BCでは衛星回線を通じた一方的な発信のみとなります。コメントや応援メッセージをいただきましても、BCでは読むことはできません。しかし昨年は、Wi-Fi環境に復活してから皆さまのコメントを拝見することが何よりの楽しみになりました。無反応ですが(笑)ぜひお願いいたします!

帰国は11月上旬の予定です。
帰国後の報告会につきましては、現在複数調整中です。こちらもご期待さい!

山岳ガイドにつきましては、11月21日より再開いたします。
お問い合わせ、お申し込みにつきましては、ウェブサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。

その他のお問い合わせにつきましても、お問い合わせフォームからご連絡下さい。

留守中ご迷惑をおかけいたしますが、若者たちとともにヒマラヤで存分に登ってまいります。

登山報告

二週末分まとめて投稿します。

4月最初の週末は、ヒマラヤキャンプのトレーニングで鹿島槍ヶ岳東尾根に行ってきました!

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(東尾根最上部、第二岩峰を越えたあたり)

3日間の日程を確保していましたが、最終日の予報が悪く、1泊2日でのトレーニングとなりました。
東尾根は雪が少なく、また高温の影響で雪がズボズボ。
2日目は1時起床で行動し、できるだけ早い時間に行動を終えることを心がけました。
短いトレーニングでしたが、しっかりこなせたと思います。

またこの週末は、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根にガイドで出かけました。今年はヒマラヤキャンプの選考以来、何度か登っています。

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金曜日に入山して七丈小屋に宿泊して、土曜日は暗いうちから出発して朝7時前に登頂しました。誰もいない甲斐駒ヶ岳の山頂をゆっくり楽しむことができました!

どこもそうですが、甲斐駒ヶ岳も雪の減りが早く、まるでGWのような感じです。しかし、刃渡りの少し先からは凍結箇所が続きますので、しっかりと装備しておでかけ下さい。七丈小屋もいつも通り営業しています。そして小屋から先は完全な雪山です。

今回印象的だったのが、刃渡りから見た麓の桜です。
特に真原の桜並木は見事でした!

桜はもうすぐ終わりますが、甲府盆地はいま桃源郷です。
山もいいですが、ぜひ桃色に染まる盆地の景色も見に来て下さい!

【ヒマラヤキャンプ2016】北鎌尾根合宿

ヒマラヤキャンプ2016の3月合宿は、3月5日〜9日で槍ヶ岳の北鎌尾根に行ってきました。

今回は、登山そのものを楽しむことがもちろんですが、お互いの登攀技術や生活技術の確認を行いました。
みんなそれぞれ異なったバックグラウンドで育っているので、いろいろな知恵を持ち寄った状態です。
いいものは盗み、間違っていたり危ないことは修正する作業が必要です。
そして夜は、テントであんな話、こんな話で盛り上がり、チームワークを高めていきます(笑)

行動予定としては、湯俣から北鎌尾根を登り、槍ヶ岳から表銀座を縦走して合戦尾根を下山でしたが、天候と予備日の兼ね合いで、北鎌を抜けた後は新穂高温泉にエスケープしました。

3月5日
葛温泉〜高瀬ダム〜名無沢避難小屋T.S
この日は小雨が降る中入山。林道をひたすら歩きました。
唐沢幕岩はかなり黒かったです。
少し早めの到着でしたが、夜間に雨に降られるのを嫌って避難小屋で1泊。

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3月6日
T.S〜湯俣〜千天出合〜P2〜4・5のコルT.S
翌日は早めの出発。
まずは湯俣の朽ちかけた橋を渡ります。

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そしてそのあとは渡渉。
渡渉の方法は各自の工夫に任せました。
経験者はそれなりに念入りな準備をしていたのが印象的でした。
中には作戦がうまく行かず、結局素足で行く強者も(笑)

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ちなみに僕はといえば。。。
二重靴のアウターだけ脱ぎ、インナーの上からビニールを二重で履きます。このビニールのうち、一枚は重量袋という分厚いビニールです。
ネオプレンソックスを履いているので、ネオプレンソックスとビニールに挟まれたインナーは濡れないはずです。
そして最後に大きめのネオプレンソックスを履いて、そのまま歩けるようにしました。

この方法、なかなか良かったです。

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渡渉は合計で10回もなく、水量も少なめで問題なく通過ができました。

無事に渡渉を終えた後はP2の尾根にとりつきます。
途中でFIX通過をまじえながら、順調に高度を上げていきます。

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北鎌尾根上に出て、4・5のコルで幕営。
テントを設営し終わった頃から天候が悪化し、翌朝にかけてまとまった雨になりました。

ちなみに、今回の食事はペミカン主体の鍋やカレーでしたが、角田が「人生をかけて作りました!」と宣言したペミカンは本当に上出来で、毎日満たされていました。おかげで5日間で太ってしまいました・・・。

3日目
T.S〜天狗の腰掛〜北鎌独標T.S
朝の準備が整うものの、雨のためしばらく待機。
雨が止んで天候が落ち着いた9時頃に出発。本来ならば北鎌平まで行く予定でしたが、ちょっと厳しそう。

予想通り雨によって雪がグズグズになって、非常に歩きづらい状況になっていました。

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雪に足をとられないよう、慎重に進みます。

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独標は稜線沿いに頂上まで。
この時は2チームに分かれて、スタカットとコンテをまじえての行動になりました。

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独標での一夜は、本当に贅沢な時間です。
今回もアライテント様にエアライズを提供していただきました。

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4日目
T.S〜槍ヶ岳〜飛騨沢〜穂高平
入山中一番の晴天のこの日に槍に向かいました。
しかし、天気予報によると、下界の最高気温がどこも20℃越え。しかも好天は今日のみで、明日以降はしばらく悪天の予報。もともと予備日は2日間しかなく、粘れない状況でもあり、槍を抜けた後は、新穂高温泉方面にエスケープすることにしました。

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この日は3人1パーティーで、ロープを繋いで同時行動。
途中に必ずランナーを入れたり、地形を使って行動する方法を伝えました。

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また場所によっては地形を使って、クライムダウンのサポートなどもやってみました。

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大槍はまた2パーティーに分かれてスタカットで登攀。
コンテからスタカットへの切り替えのタイミングをどこまで臨機応変にできるかがポイントでしたが、
結局は大声で怒鳴ってしまう結果となり・・・。これからしっかり頑張ってもらいましょう!

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最後は全員で笑顔の槍ヶ岳山頂!
各自の課題探しの北鎌だったかもしれません。

この日はこのあと飛騨沢を穂高平まで下山しました。

5日目
穂高平〜新穂高温泉
最終日は雨の中、新穂高に下りました。
下山後はマネージャーの前川たちに迎えに来てもらって葛温泉まで戻り、雪見温泉を楽しみました。

今回は各自にレポートを提出してもらいます。
今回学んだこと、反省点などを共有して、4月以降の合宿につなげたいと思います。

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