地産地消

錫杖では、この時期とは思えない気温を感じました。
やはり、温暖化はどんどん進んでいるのでしょう。
気象庁の長期予報も一転、暖冬になりました。
日本よりも、海外に行った時はもっとそれを感じる瞬間があります。
それは、氷河の後退です。
ヒマラヤ、アンデス。。。
どこに行っても昔の写真と景色が違います。
明らかに山は黒なり、氷河が痩せています。
皆さんもご存知の通り、いま世界中で地球温暖化に対する関心が高まっています。
個人ができることは限られていますが、それでもできることはやりたいもの。
「アイドリングストップ」や「スーパーのレジ袋をもらわない」
そういう努力をされている方も多いと思います。
僕が心がけているもののひとつに「地産地消」があります。
すでに日本に輸入され、店頭に並んでいる時点でもう手遅れなんでしょうが、
それでも国産を選ぶには訳があります。
たとえば、スーパーでは2種類のブロッコリーがあります。
ひとつはアメリカから輸入された98円のもの。
もうひとつは国産でしかも山梨産の198円。
はるか遠くアメリカから来たブロッコリーのほうが安いのですが、
山梨産を買い求めるようにしています。
にんにくは中国産は3つ100円のものが多いですが、
青森産の1つ250円のものにしています。
これは味も香りも全く違うものなので、高い買い物ではないですが。
肉もだいたい国産のほうが高いですが、国産を選ぶようにしています。
高いものをわざわざ買っているのを自慢したいわけでもありません。
地産地消を心がけるほど食材費が上がります。
とっても矛盾を感じます。
でも食べ比べると分かります。
やっぱり国産はうまい!です。
国産の食材にお金をかける価値はあると思います。
うまいものを買い求めることによって温暖化対策になるなんて!
ってそんなに甘いものではないでしょうが、
「おいしいものを食べたい」というモチベーションは高いので、
お財布には厳しいハードルですが何とか続けることができてます。
なんだか積極的なのか消極的なのか分かりませんが、
皆様は「地産地消」、どうお考えでしょうか。。。


コメント
  1. おおや より:

    お久しぶりです。独立、おめでとうございます。
    さて、地産地消はとても積極的な行動だと思います。食糧の輸送にかかわる経費と環境負荷から割り出す「フードマイレージ」は、日本はとても高いんですよね。食糧自給率が低く輸入に頼っているからなのですが。
    国としてこの低さは尋常じゃないと思います。
    国内の農業を支援することはとても大事。地道な地産地消の活動に、日本を変える力が秘められていると思います。

  2. Mizuho より:

    はじめまして。
    何かのページを検索した時のスポンサードリンク(というのですか?)で
    拝見して以来読ませていただいています。
    同じ年で同じ山梨県住まいです。山の写真楽しみです。
    私の実家は瑞牆山の麓です。
    地産地消、私も心がけたいですが身の回りには
    いろいろな食べものにあふれ過ぎていてなかなか実践できません。
    私は近頃の高値は必要なものを必要最低限だけ買うようになる
    よいきっかけになると前向きにとらえています。
    楽しくおいしく無駄をなくして暮らしていきたいですね。

  3. はなたに より:

    おおやさん、Mizuhoさん。
    コメントありがとうございます。
    おおやさん、お久しぶりです!また遊びに行きますね。
    Mizuhoさん。はじめまして。北杜市民になってまだ半年ちょっとですが、本当にいいところです。
    さて、地産地消。簡単なようでなかなかできないですよね。
    豆腐や納豆の大豆だって、ほとんどが輸入物。昔は食糧輸入なんかなくても何とかなってたはずなのに。。。
    最近「メタボ」ってよく言いますが、これも肉食が増えたせいだとか。日本人はもともと魚や植物性のたんぱく質を摂ってた民族なので、油たっぷりの肉はあまりあわないそうですね。
    こんなことも輸入に頼る弊害なんでしょうね。

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