登山家・竹内洋岳さんの復帰 後編

大雪でしたね!
我が家も30センチほど積もりました。朝からいい天気で照り返しがすごいです。
下界なのに雪目になりそうです!
さて、引っ張りに引っ張らせてもらったおはなしです。
っとその前にこの物語の主人公は竹内洋岳さんです。
竹内さんのブログもチェックしてくださいね!
登山家・竹内洋岳 公式ブログ
さて、中間部まで問題なくサクッと登ってきた竹内さん。
ここまで登れば山頂まであと一息。難しいところは、あまり残ってません。
ガイドとクライアントの関係なら、このままガイドが先行してお客様に登っていただきます。
しかし、取り付く前からすでにその関係が消滅(笑)っと言うわけでもないけど、
僕自身完全に竹内さんのクライミングパートナーという認識でした。
たぶんこのあたりが、竹内さんが今回僕をご指名していただいた理由なんじゃないかと思ってます。
僕は常日頃、自分のクライミングをしないガイドはどうなの?
って感じてます。
自分自身のクライミングに夢があるからこそ、ステキな仕事ができるのではないかと思ってます。
もちろん、そのクライミングは仕事のためではありません。
純粋に、自分自身のためです。
スティーブハウス、マルコプレゼリ、フーバー兄弟。。。
皆、尊敬するクライマーでありガイドでもあります。
まだまだ彼らには及びません。
でも竹内さんは、そんな僕のパーソナリティーを買ってくれたのだと思ってます。
さて、いつまでもフォローで登ってもらうわけにはいきません。
調子も良さそうなので、竹内さん、トップで登りませんか?

うん。いいですね!
難しいとか難しくないとかじゃなくて、こうやってトップに立つことがクライマーとしての復帰なのです。
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気持ちよくクライミング!
そしてついに
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登頂です!
この時の喜びの声は、竹内さんのブログにアップされています。
こちらから
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登頂の喜びを生で聞くことができた僕はラッキーでした。
竹内さんの登頂に合わせて天候も回復。
このオッサン、まだ見離されてないようです。
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安全圏まで下りてきました
すっかり青空です。
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この日の赤岳は、いつになく美しかったです。
こうして2日間はあっという間に終わりました。
僕が言うのは生意気ですが、この事故を克服することで、
竹内さんは絶対に以前よりも強くなると思います。
そして竹内さん自身の夢でもある8000mの14座も、きっと近いうちにかなえられると信じています。
その新たなる第1歩に立ち会う機会を与えてくれた竹内さんに感謝します。
(完)


コメント
  1. ryo より:

    拝見させていただきました!すごいキレイな写真ばかりですね。

  2. はなたに より:

    ryoさん、コメントありがとうございます!
    この日の八ヶ岳は特にきれいでした。雪が降ったあとの晴れ間って、息を呑むような景色が広がりますよね。

  3. 竹内洋岳 より:

    ありがとう!
    花谷君と一緒に登れて本当に楽しかった!
    また、頼むよ!

  4. はなたに より:

    竹内さん、僕も楽しかったです。
    まずはここまで戻って来ることができてよかったです!
    次はどこにしましょうかね♪

  5. chihiro より:

    いまさらですが、
    何回見てもいいですね。

  6. はなたに より:

    chihiroさん、コメントありがとうございます!久しぶりに見ちゃいました(笑)

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