奥穂高岳南稜と滝谷ドーム中央稜(後半)
後半は滝谷ドーム中央稜をクライミング。
まずは穂高岳山荘から、すっかり秋めいた稜線を北上します。
目指すドームにはまだ光は当たっていません。
滝谷の雰囲気って独特ですよね〜
縦走路から滝谷第三尾根の踏跡を下降して取り付きへ。
最後は懸垂で下ります。
1ピッチ目のチムニー
まだ日が当たらず、指先がとても冷たいクライミングでした。
ザックが邪魔なピッチですが、とても快適なチムニーです。
2ピッチ目上部のスラブ
1歩核心。勇気を持って足を上げよう!
その後も快適なピッチが続きます。
後半もクラックを使いながらの快適なクライミングです。
こんな感じの壁が続きます。
岩が脆い滝谷にあって、ドーム中央稜の岩は比較的安定しています。
それでも取り付きに至るまでは微妙な下降が続きますし、
ルート上も浮石や落石がないわけではありません。
振り返れば大空間が広がる独特の雰囲気があります。
そのあたりの緊張感は、やっぱり山に来ないと味わえません。
個人的には草付きやブッシュが一切ないのがいいなあ。
おまけ・・・
北穂高小屋のお部屋は第三尾根でした・・・