GALAXY SのGPS機能を使ってみた
土曜日のチーム山行で、スマホ(ギャラクシーS)のGPS機能を試したく、実験しました。
使っているアプリは
yama-navi
http://sites.google.com/site/yamanavi/
地図ロイド
http://kamoland.com/wiki/wiki.cgi?%C3%CF%BF%DE%A5%ED%A5%A4%A5%C9
山旅ロガー
http://kamoland.com/wiki/wiki.cgi?%BB%B3%CE%B9%A5%ED%A5%AC%A1%BC
です。
yama-naviはカシミールであらかじめ地図をダウンロードします。
そうすると携帯圏外でも使えます。GPS機能は携帯の電波に依存しないので。
今回は地図の容量は大きかったのですが、1/6000の地図をダウンロードして入れました。
こうするとかなり細かく地形を見ることができます。
実際は1/12500で十分な気がしますが・・・
設定方法はホームページに載っています。
ルートもあらかじめカシミールで設定してGPSに読み込むこともできますので、
ほとんどGPSの機能と変わらないかも、という印象は受けました。
地図ロイドはオンラインで地図を取得しながらの地図です。
電波が届くところではいつでも地図を見ることができます。
事前の準備が必要ないので、圧倒的に敷居は低いです。が、電波が入らないところでは使えません。
(キャッシュを保存していますが、見たいデータ全てを保存できているとは限りません)
最後に山旅ロガーは、ログを記録するアプリ。
地図ロイドと連携していろいろできます。
で、最終的にカシミールで整理してみました。
緑線がyama-naviの軌跡。トラックログの間隔は30秒にしました。
赤線が途中からですが、山旅ロガーです。こちらは50mおきかな。
よく記録できてます(笑)
ただやはり電池は消耗しますね。
満充電で出発して、下山する頃にはほとんど空になってしまってました。
基本的な能力として、地図を読みこなすことはできたほうがいいので、
これだけを頼るのはどうかなとも思います。
ただまあサブツールとしてのポテンシャルは十分だとは思いますので、
今後も研究してみたいと思います。
大武川 一の沢大滝
信大山岳会の後輩と、大武川一の沢大滝に行ってきました。
日帰りも可能っぽい距離でしたが、初めてだとアプローチで迷いそうな気がしたのと、
先週の大雪でどれくらいのラッセルになるか予想がつかなかったので、
念のための2日間の計画で入山しました。
結果的には大滝の上流にある中滝も登れたので、
やはり2日間の計画でよかったなあと思いました。
初日はそれほど雪は多くなかったものの、一箇所遠回りしたので時間をロス。
入谷して2時間くらいのところにテントを張り、登攀装備だけでさらに先に進みました。
どんどん気温が上昇してズボズボのラッセルを強いられる場所もあり、
予想以上に時間がかかり疲れました。。。
結局大滝下の滝までトレースをつけてこの日は帰幕。
大滝下の滝
ロープスケールで50mくらい。
傾斜もなく、アップでも物足りないくらい。
氷が薄く、ゴボンゴボンといやらしい音。
こいつが大滝。
写真だとスケールイマイチ分かりませんが、結構デカイです。
60mロープ2ピッチで、実質の登攀は終了でした。
滝の抜け口まで3ピッチです。
2ピッチ目が核心でしたが、これも完全な垂直ではないので各所でレストもできます。
気温の割には氷が硬めでした。
感覚的には、篠沢七丈瀑よりは確実にワンランク上です。
同ルート下降中の写真
で、これが携帯から更新したいわゆる「デザート」ですが、
クライミングそのものはこちらの方が大滝よりもかなりシビレます。
ど真ん中登ったら60mあります。
家から比較的近所にありながら、なかなか行く機会に恵まれずようやく登ることができました。
山の中でひっそりと待ち構えている巨大な滝もいいものですね。